第5学年「てつがく」学習指導案「自分を見つめて-『やさしさ』って何だろう?-」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 総合的な学習・探究の時間
- 道徳
- てつがく
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小5
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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これまで、子どもたちの疑問や今の思いをもとにしながら「てつがく」の授業を進めてきた。1学期は問いを立てることを丁寧に行い、『幸せとは?』というテーマで対話を重ねた。2学期前半は、「てつがく」のイメージを共有しながら、『てつがくとは?』について考えた。また、対話後に自分の考えをかく際の「ふり返りシート」にあるふり返りの観点の検討を行い、自分たちでその観点を決めた。そして、2学期後半は、『当たり前とは?』というテーマで、自分たちで決めた探究の方法をもとに授業を進めた。
本単元では、3学期の最初に自分を見つめて考えた目標、「どんな自分でいたいか、どんな自分でありたいか」をもとに、そこに書かれた言葉の意味を問うことから“てつがくする”ことを始めたい。例えば、“友達思いでやさしい自分でありたい”や“低学年に優しくしている自分でありたい”、“誰に対してもやさしく、思いやりの気持ちを持ち、・・・”のように、「やさしさ」を目標に書いている子がいる。また、自分たち学年の個性として、「やさしい」を挙げる子も多い。「やさしさ(やさしい)」という言葉はよく使われるが、そもそも『やさしさ』とは何だろうか。この問いは、私自身、事あるごとに自問し、時に悩みながら考えてきた言葉の一つである。
目の前の子どもたちとは、クラス替えがありつつも4年生から一緒に過ごしてきた。成長とともに、当然色々なことがあるが、変わらず素直で心優しい子どもたちである。その子どもたちが、およそ1ヶ月半後には、6年生、最上学年となっていく。これから先、6年生としての行動が求められたり、他者との関係の中で悩み、揺れ動いたりすることが増えるに違いない。相手の望むことをすることがやさしさだろうか。相手のことを思い、相手のために行動することがやさしさだろうか。「『やさしさ』って何だろう?」と問い、それぞれが思う『やさしさ』の違いを感じ、今の自分や自分たちを見つめながら、対話を通して、皆(教師も子どもも)で考えていければと思う。
本時は、学習活動の7時間目にあたる。対話を通して新たな問いが生まれ、問いが変化していくこともある。その問いの変化や子どもたちの気持ちや思いに寄り添いながら、丁寧に対話を進めていきたい。
出典:第81回教育実際指導研究会(2018年度)発表要項 p.141
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 久下谷明
- 論文・教材本文
- 第5学年「てつがく」学習指導案「自分を見つめて-『やさしさ』って何だろう?-」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
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