第6学年「てつがく」学習指導案「12年間の経験から考えること(感情)」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 総合的な学習・探究の時間
- 道徳
- 特別活動
- てつがく
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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(1)本題材に関わる子どもたちの履歴 ―広い視点から自己の視点へ―
今年度の6年生のてつがくには,自分たちのことを客観視して対話を始めるという特徴がある。対話が始まると,まず前提条件を確認する。予め条件を揃えておかないと,対話が噛み合わなくなることを経験的に捉えているからである。
1学期から2学期にかけて,地球の視点から人類を考えたり,奇跡や偶然について互いの考えを比べ合ったりすることを続けてきた。自己を離れて広い視野でてつがくのテーマについて考える経験をしてきた子どもたちは,2学期後半から「友達」をテーマに対話を重ねた。
抽象的な話題が多かった1学期に比べ,日常の具体的経験を根拠にした話をしていたことが,2学期でのてつがくの特徴である。3学期には「普通とは何か?」「感情とは?」と,2つのテーマを選んだ。
(2)12年間の経験から「感情」を考える
感情は誰もがもっており,当たり前すぎて普段意識することも少ない。「あ,今自分はイライラしているな。」「ちょっと幸せだな。」と子どもたちが感じる時も,それを客観的に捉え,言語化することはそれほど多くない。では,その捉えようとしてもつかまえることが難しい「感情そのもの」を12年間生きてきた6年生はどのように考えるのか。実は,これまでのてつがく対話の中でも,「感情」に関わるやりとりはなされてきている。友達は「楽しさ」を2倍にしてくれる,永遠に生きられたら「寂しく」なる時がくる等である。
日常生活でもどれだけの「感情」を交流させているだろうか。もうすぐ中学生となるこの時期の6年生は,自分の「感情」に関心を向けている姿が多く見られるようになってきた。その「感情」に焦点を当て,考えを交流することで自分を見つめ,友達の背景まで考えられることを,本単元でねらう。
出典:第81回教育実際指導研究会(2018年度)発表要項, p.127. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 廣瀬修也
- 論文・教材本文
- 第6学年「てつがく」学習指導案「12年間の経験から考えること(感情)」(2018年度 第81回教育実際指導研究会)
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