柔道 ~相手を効果的に抑え込むには~
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- 概要
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柔道は多くの生徒にとって中学校で初めて経験する運動種目である。そのため単元の実施にあたっては、安全に配慮しながら基本動作や受け身を確実に身につけさせた上で、基本となる技を取り扱うことに配慮する必要がある。本単元では、基本となる技として、抑え技では「けさ固め、横四方固め、上四方固め」を取り上げ、相手を効果的に制するために大切な体の使い方や応じ方について考えさせたい。投げ技では「大腰、体落とし、支え釣り込み足、膝車」を取り上げ、安全且つ合理的に相手を投げる方法について「崩し、体捌き、かけ」の観点から考えさせ、力に頼らずに相手を投げる感覚や技を受ける感覚を身につけさせたい。また、これらの練習を通して自分の身の安全を守る受け身の技能を高めると共に段階的な練習の仕方や場所の使い方、禁止事項などの安全に関する知識を身につけさせると共に他者を思いやり、互いに高め合う気持ちを育んでいきたい。
柔道は日本固有の武道の一つである。帰国生徒を含む本校の生徒に、武道の精神である「道」の考え方に触れさせるために、柔道の授業が技の練習の機会に終わらぬように留意したい。相手や場所に対するあいさつや身なりを整えること、ルールをきちんと守ることなどから礼を重んじ自己を律する心を学び、礼節のある授業の練習の中で他者と共に高め合う「自他共栄」の精神について感じ取ってほしいと考えている。 - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属中学校 佐藤吉高
- 論文・教材本文
- H30公開研 保健体育科学習指導案(佐藤)
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- 登録日時 2019-01-23 12:34:50
- 更新日時 2022-10-17 17:52:00
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