第3学年「国語」学習指導案「ことばの奥まで読んでみよう ―(2017年度 第80回教育実際指導研究「おにたのぼうし」―」会)
- 教科・単元、キーワード
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- 国語
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小3
- 校種間連携
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- 概要
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物語の世界に素直に入り込み,登場人物に寄り添って読もうとする子どもたちである。
これまでの物語文の学習では,登場人物のことばや様子を表す文やことばをもとに,気持ちの変化を中心に考えてきた。場面ごとに話の流れを追いながら読みとっていくことが多かったが,2学期には,物語全体に目を向けるため,場面で区切らずに,叙述をもとに登場人物の性格や人柄を考える学習をしてきた。今回も「おにたってどんなおにだろう?」という問いを考える中で,その証拠の文やことばを見つけ出し,なぜそれが証拠となるのかを考えていく。同じ人柄を表すことばでも違う証拠のことばもあるだろうし,同じ証拠のことばでも違った人柄を考えることもあるだろう。また,その場面だけから証拠を見つけ出そうとする子もいれば,物語を横断的に読んで考えた意見も出てくることだろう。そうした視点の違いを拾い出し,一つひとつ確かめていく学び合いの中で,「あたらしい私」に更新されていくものと考えて今回の授業を組み立てた。
「おにたのぼうし」(あまんきみこ作)は,おにたの「やさしさと悲しさ」を軸にストーリーが展開される。心が通じ合わない切なさも心に残る。おにたがもつ女の子を思いやるやさしい思いやわかってもらえるという期待の気持ちは大きく,だからこそ結末のおにたの悲哀は深く,おにたに寄り添って読む子どもたちはどのように受け止めるのか。おにたの心情を読みとり人物像をとらえ,情景を想像しながら,節分の寒い雪の日の静かなこのお話の世界に浸りたい。
出典:第80回教育実際指導研究会(2017年度)発表要項, p.126. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 小野澤由美子
- 論文・教材本文
- 第3学年「国語」学習指導案「ことばの奥まで読んでみよう ―「おにたのぼうし」―」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
- 関連情報
- 小野澤由美子(2019)『授業の失敗から学ぶ : 2018公開研究会「おにたのぼうし」の実践を通して』お茶の水女子大学附属小学校研究紀要
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