第3学年「体育」学習指導案「自分の動きで(表現運動)」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 体育・保健体育
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小3
- 校種間連携
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- 概要
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(1)児童の様子
3年生はとても元気のいい学年である。鬼ごっこが大好きで,50mを何度も思い切り走った後でも鬼ごっこをやりたがるほどである。最近は,ルールの工夫をしてみたり,作戦を考え相手の様子を見ながら逃げたりするようにもなってきた。中学年としての発達の変化は大きいと感じている。
体育の時間では,一人ひとりの動きの工夫や練習に加えて,グループや仲間と協力して活動する場面を増やしてきた。登り棒やロープでも友達と息を合わせて飛び移ったり,相手を手伝いながら練習したりすることが増えた。日常生活では体験しない動きも,相手の動きを感じながら挑戦するよう働きかけている。長縄の練習では,苦手に感じている子に何回も声をかけたり,みんなで手拍子やりズムの声を出したりと,互いのリズムを感じようとしている姿が見られる。また,回し手にも意識が向くようになり,「どうして〇〇さんが回すと跳びやすいのか」を考え始め,それに応じて回す子がさらに工夫をして連続して跳べる回数も増え,グループの活動にも少しずつ深まりが見られてきているところである。
(2)リズムを感じて
今年,子どもたちとは,リズムを感じて動く学習を行ってきた。「リズムを感じて動く」と簡単に言うが,リズムをどうとらえるか,それをどう動きにするか,具体的にどのように行われているのだろうか。子どもたちを見ていると頭で考えて動くのではなく,音楽が聞こえると,まず体が先に動いているのがわかる。4拍子などのはっきりしたリズムを好む子が多く,子どもの動きと合っていると感じる。アクセントをつけてみたり,走ったり跳んだりと楽しんでいる様子がわかる。それが子どもの自然な姿なのかもしれない。逆に動きにしにくい3拍子にも合わせて動いてみようとする挑戦の場も作ってきた。
ここではリズムとイメージを結ぶという学習も通し,頭も体も一緒に動かせること,また,イメージに合った動きに近づくための体の使い方を工夫することをめざしたい。またグループとして友達を受け入れる心地よさも感じてほしい。教師と一緒に動く安心感の中で,全身を思い切り動かす体験を大事に,子どもたちが心と体を解放して自分なりの表現で伸び伸びと動く瞬間を引き出せればと考えている。
出典:第80回教育実際指導研究会(2017年度)発表要項, p.119. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 栗原知子
- 論文・教材本文
- 第3学年「体育」学習指導案「自分の動きで(表現運動)」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
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