第1学年「音楽」学習指導案「からだをつかって」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
-
- 芸術・美術・音楽・図画工作
- 探究力・活用力
- 社会情動的スキル
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
-
- 校種・学年
-
- 小学校
- 小1
- 校種間連携
-
- 概要
-
小学校に入学して,一年が経とうとしているこの時期。入学当初は,新たな環境に戸惑う子や,小学校での生活に慣れない子が多い中での学習であった。お互いの関係性が構築され,安心して学習に向き合えるようになると,子どもたちの表現も次第にひろがってきたように捉えている。
本年度は,週1時間という音楽の学習を,1年生の生活との関係を大切にしながら,カリキュラムを編成してきた。生活から持ち込まれるあそびや,音楽の時間以外で取り組んでいるものから持ち込まれるものも多くある。子どもの“その時”を大事に活動を繰り返している。
さて,本校音楽部低学年の活動は,からだを意識した活動に重点を避いている。同時に,あそぶという行為を通して,様々な音楽的要素を身につけている。従って,子どもたちは,あそびを通して学習を進めていくのである。常時活動として位置づけているものは,大きく分けて次の3つである。
<自分の選んだ曲をみんなで歌う>活動では,毎時間1グループ(4人)各々が,歌集の中から自分の知っている曲を提示し,選んだ理由も表明した上で,皆で歌っている。クラス全員に回るまで,9週かかるが,毎回楽しみに待っているようだ。はじめは,字も読めないため,指でなぞって,目で追ってと,自分なりにその心と向き合おうとする姿があり,次第に自分のものとしているようだ。
<リズムあそびやハンドサイン>は,少しの時間ではあるが,繰り返し体験している。自分の名前に手拍子を重ねるなど,身近なものからアプローチをしている。次第に音符や休符を意識させ,バリエーションを増やしている。同時にできあがったリズムを用い,リズムカノンとしてあそぶ経験も入れていく。また,ハンドサインを用いた活動も行っている。この活動では,自分の声を聴くことはもちろん,友だちの声を聴くというねらいもある。聴きあうことで,次第に息のあった表現が生まれてくる。
<わらべうたあそび>は,年間20個程度扱っている。クラス全員であそべるものから,二人組で手をつなぐもの,少人数のグループで輪になってあそぶものなど,形態は様々である。そして,あそびを通して,葛藤を覚え,折り合いをつけることを学んでいく。また,うまくいかなかった時など,友だち同士で相談しながら,よりよい方向を探る姿が次第と現れ始める。
教師も,子どもとともに,からだをつかって,音楽することを意識したい。
出典:第80回教育実際指導研究会(2017年度)発表要項, p.117. - コンテンツ担当者・著者
-
お茶の水女子大学附属小学校 町田直樹
- 論文・教材本文
- 第1学年「音楽」学習指導案「からだをつかって」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
この教材を閲覧したユーザーは以下の教材も閲覧しています
- 登録日時 2019-01-05 10:21:06
- 更新日時 2024-06-07 15:06:28
- ページビュー数 505回
