第6学年「体育」学習指導案「わたしの探求」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 体育・保健体育
- 探究力・活用力
- 社会情動的スキル
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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本単元は,自分の身体を自らの手で育てることを大切にして,自分自身が探求したいことへ夢中になって取り組むことを目指した時間である。自分の学びに責任をもち,自分の身体とじっくりと向き合ってほしいと考え,ここでは,個別で学ぶことを活動の中心としている。
「探求する」ことの意味について考えたときに,「一人ひとりの異質性を尊重した学びを実現するためにはどうするか」という問いが授業者の中に生まれた。なぜならば,一人ひとりは違う人間であり,その価値観や人生観,運動への態度や身体能力など,同じであるということはなく,「探求したいこと」についても同様であると考えたからである。もちろん,他者からの影響を受けて,新たな興味に出会ったり探求したいことが変化したりすることはあるだろうし,学級全員に共通する活動の中から探求したいことを選ぶこともあるだろう。しかし,本当に「探求したいこと」は,一人ひとり異なるものであるはずである。だからこそ,その異質性を尊重し,自分自身が「探求したいこと」に向かう学びの場をつくることが必要となるのではないかと考えた。
そこで,本単元では,まず,子どもたちのこれまでの運動経験を掘り起こし,そこから自分のやってみたい運動を選ぶことにした。その後,選んだ運動を実際にやってみることで,自分の探求したいことを定めてテーマを決め,一人ひとり教師と相談しながら,自分の課題や探求したいことに取り組むために必要な事柄や条件を検討した。
実際の活動では,子どもたちの経験から探求したいことを選び出すため,個別の学びとはいえ,ある程度方向性が一致する友達がいて,ともに活動することもあるだろう。また,違う運動に取り組んでいたとしても,自分の経験から得てきた知を生かして友達とかかわる姿も見られるだろう。たとえ違う活動をしていても,そうして互いにつながりながら一人ひとり「わたしの探求」を尊重し合える空間をつくっていけたらと考えている。教師もその関係や探求の姿をみとりながら,個の学びに寄り添い,より充実した「探求」となるようなかかわりの在り方を模索したい。
出典:第80回教育実際指導研究会(2017年度)発表要項, p.108. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 神谷潤
- 論文・教材本文
- 第6学年「体育」学習指導案「わたしの探求」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
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