第6学年「図画工作」学習指導案「AOI28 アート選抜総選挙(B鑑賞)」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 芸術・美術・音楽・図画工作
- 探究力・活用力
- てつがく
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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本校図画工作部は,造形活動と向き合う身体性の探究を目指し「造形的な学びの心づもり」を研究テーマとしている。一方,新学習指導要領(平成29年6月告示)では,本題材で扱う「B鑑賞」を通して育成する「思考力,判断力,表現力等」を「よさや美しさなどを感じ取ったりし,自分の見方や感じ方を深め,自分なりに対象や事象を味わうことができるようにすることである。」としている。さらに,本校の新教科「てつがく」は,子どもの日常的な問いに在る自明性を問い直す資質・能力を育むことを目指している。そこで,まず,これらの観点の重なりを意識した題材設定を考えた。
本題材は,グループ毎にLED透写台上に色セロハン等の透過性材料を並べる表現活動に人気投票を行い,投票結果を加味した相互鑑賞を通して子どもの判断を揺さぶることをねらいとしている。一般的に,子どもの表現活動に対する人気投票は,教育活動として違和感を禁じ得ない。そこで,それを緩和するため,題材名を本学級の学年名「あおい」と在籍数28名を「AKB46」になぞらえたり,接着剤を使用せず構成の流動性を担保したりして,題材のゲーム性を強調してみた。
しかしながら,投票行動には,直感による究極の判断力が反映され,鑑賞対象によって啓発された情動や,言葉では説明しきれない造形的な思考などが働いていると考えられる。そこで,言葉に置き換えることで捨象された認識や直感などとのズレや重なりを味わわせる素朴な手立てとして,投票行動は有効であると考えてみた。なぜなら,言葉で説明しきれない領域にこそ,図画工作の根源的な学びが在るのではないかと捉えているからである。
なお,ほぼ同様の題材を第4学年対象に1学期に実施したので,詳細は「児童教育28」を参照されたい。
出典:第80回教育実際指導研究会(2017年度)発表要項, p.107. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 堀井武彦・中村紘子
- 論文・教材本文
- 第6学年「図画工作」学習指導案「AOI28 アート選抜総選挙(B鑑賞)」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
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