第6学年「算数」学習指導案「資料の整理」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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第6学年では,テータのばらつきに注目し,柱状グラフを用いることや,データの代表値としてどのような値が適切であるかといったことを学習する。グラフなどの学習では,目的に合わせて表現を工夫することや提示されたグラフをどのように読み取るかということも重要である。そこで,学級を「発表者」と「聞き手」という2つの役割に分け,1つのデータを,それぞれの立場で活用する授業を単元の終わりに設定することとした。3人のソフトボール投げのデータをもとに,1人を代表選手として選ぶという場面を想定する。子どもたちには,データをもとに自分が選んだ選手をアピールするためのポスターを作成させる。
本時では,作成したポスターを使って「選手説明会」を開催する。「選手説明会」では,「発表者」の子どもたちは前時までに作ったポスターをもとに,選手の特長を発表する。「聞き手」の子どもたちは,発麦をもとに3人の選手を比較し,どの選手を代表にすべきか考える。なお,本時で「聞き手」になる 子どもたちは,前時までは別のデータで同様の活動を進めておく。
子どもたちには,ポスター作製の段階で,もとのデータを知らずに発表を聞く人がいることを意識させる。「聞き手」を意識しながら準備を進めることで,自分たちの作成したポスターを客観的に振り返り,表現を改善することにつながると考える。さらに,「聞き手」の子どもたちは,「発表者」から伝えられた情報だけをもとに,それぞれの選手の特長を捉え判断することになる。言い換えれば,1つのデータから作られた複数の表現を比較し,代表選手を検討するということである。そのため「発表者」の発表をそのまま鵜呑みにするのではなくもとのデータや「発表者」の意図を想像しながら発表を聞く必要が出てくる。
単元を通して,「発表者」と「聞き手」という2つの立場を体験させることで,同じデータであっても立場によって活用の仕方がかわることを経験させ,データに対する多様な見方を身につけさせることにつなげたい。
出典:第80回教育実際指導研究会(2017年度)発表要項, p.104. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 河合紗由利
- 論文・教材本文
- 第6学年「算数」学習指導案「資料の整理」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
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