第6学年「算数」学習指導案「数学へのかけ橋―資料の整理(データの活用)―」(2015年度 第78回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 探究力・活用力
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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6年生の3学期は,小学校での学習のまとめの時期である。中学校へ向けて,これまでの学習を振り返り,それぞれの単元で学習してきたことを関係づけ,まとめておく必要があると考える。
「資料の整理と読み」という点から振り返ると,棒グラフや折れ線グラフなどに加え,6年生では新たに柱状グラフを学習した。集団の代表値としての平均値や最大値・最小値,最頻値などの考えにも触れてきている。これらの学習をもとに,自分の考えをもとにして表現することを大切にしたいと考えた。
本単元は,「資料の調べ方」の学習後に,特設単元として設定する。
架空の会社とその会社に勤めている人の月収をもとのデータとして子どもたちに示す。それらの会社に勤めているすべての人のある月の月収がわかっている状態で,子どもたちには自分ならどの会社に入りたいかを選択させる。子どもたちは与えられたデータを読み取りながら,「お給料が安定している方がいい」,「だんだんもらえるお金が増えていくところがいい」など,自分のもつ価値観をもとに会社を選択する。その価値観を,「平均月収が高い方がいい」,「最高の月収が高い方がいい」,あるいは「最低の月収が高い方がいい」,などデータから判断することのできる観点に置き換えて考える。子どもたちが会社を選んだときの観点は,言い換えれば,その会社のアピールポイントでもある。自分が会社を選ぶために考えたことを振り返りながら,判断した根拠を式や表,グラフなどにまとめ,会社をアピールするポスターを作成する。
本時では,作成したポスターを使って「会社説明会」を開催する。採用者側(発表者)と,入社希望者側(聞き手)に分かれた発表会を行う。説明する側は,多くの友達に自分の会社を選んでもらえるように会社をアピールする。入社希望者側は,説明を聞きながら,その会社に入りたいかどうかを判断する。その過程で,質疑を通して,もとのデータへの理解を深める時間にしたい。
出典:第78回教育実際指導研究会(2015年度)発表要項, p.86. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 河合紗由利
- 論文・教材本文
- 第6学年「算数」学習指導案「数学へのかけ橋―資料の整理(データの活用)―」(2015年度 第78回教育実際指導研究会)
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