第4学年「国語」学習指導案「ことばをつなげて」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 国語
- 探究力・活用力
- 帰国生徒教育
- 校種・学年
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- 小学校
- 小4
- 校種間連携
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- 概要
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本クラスは,4月入学1名,9月入学3名,計4名の帰国児童教育学級である。シンガポール,アメリカ,ベルギーで,4年から6年間近く過ごし,現地では,現地校またはインターナショナルスクールに通い,話す言語はいずれも英語であった。日本での学校生活はみな初めての経験である。どの子も日常会話はさほど困らないが,時には日本語での表し方が思い浮かばずことばに詰まってしまったり,英語まじりの会話になってしまったりすることがある。学習でも,自分の考えをまとめたり話したりするのに,ことばの少なさから難しさを感じる場面もあり,語彙力をつけることは大きな課題の一つである。そのために個人では,漢字の学習でその漢字を使ったことばを集め,意味や使い方のわからないことばの意味を辞書で調べる,そのことばを使って文を作るなどを毎日の家庭学習で積み重ねている。また,教室では,ことば遊び歌や「のはらうた」をはじめとする詩の音読,その替え歌づくり,様子を表すことばや気持ちを表すことばに注目して集めるなど,ことばを耕し広げる学習を続けている。今回は,感じ方や考え方の違う4人が協働して一つの詩を作る「連詩づくり」という活動を設定した。4人で連詩をつくる過程で,友達の書いたことばや表現の中に,一人では思いつかないような表現や想像力の広がりに気づき,そこからさらに自分の想像を広げて,よりふさわしいことばを吟味しながらことばをつなげるという作業を経験してほしいと考えた。その活動を通して,子どもがことばへの感度をみがいていくことを期待している。また,できあがった詩を読んで話し合う場面では,お互いの表現の工夫やおもしろさを見つけて適切に伝え合い,友逹と学ぶ楽しさを味わってほしいと考えている。
出典:第80回教育実際指導研究会(2017年度)発表要項, p.86. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 横内智子
- 論文・教材本文
- 第4学年「国語」学習指導案「ことばをつなげて」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
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