第1学年「国語」学習指導案「ものがたりをよんで,もっとしりたいこと―『あいしているから』―」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 国語
- 探究力・活用力
- てつがく
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小1
- 校種間連携
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- 概要
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1年生が国語の授業で物語を読む際に,身に付けさせたいことは「今,何を考えればよいのかがわかる。」「どうやって考えればよいのかがわかる。」「考えたことを,どうやって伝えるかがわかる。」の3点と捉えている。本校の1年生は,4月より毎朝のサークル対話を行っている。円を作った状態で座り,自分の経験や興味のあることについて話す活動である。本学級では,発言が終わると,数人から質問を受ける時間を取っている。このことは,上述の「考えたことを,どうやって伝えるかがわかる。」と関係している。質問を受けた子は,自分の話した内容をその場で振り返り,わかりやすく伝える方法を考える必要がある。
本単元では特に登場人物の会話や心情の変化に焦点を当てて進めていきたい。題名にもなっている「あいしているから」という言葉が本文中に2回出てくる。1回目と2回目では,その時のモールくんの心情が大きく異なる。そういった心情の変化やなぜ変化したのかについて,子どもたちと考えていきたい。
授業の中で扱う問いについては,子どもたちの中から出てきたものとする。これまでの物語では,音読・劇化・心情の読み取り・問題を考えることを行ってきた。「読む」ことを考えた場合,教師からの発問等もさることながら,子ども自身が考えた問いについて話し合っていく過程も,国語の授業において重要だと考えている。その際には,「どうやって考えればよいのかがわかる」こと,つまり「根拠をもって考える」こともねらいとする。根拠をもつことは,2年生以降の物語読解においても重要な視点である。1年生段階から意識付けさせたい。
まずは,自分で問題を作ることができたという達成感を味わうことが重要である。その中で,教師からの発問も交えながら,徐々に登場人物の心情に迫るような問題を考えられるようになれることも期待している。
出典:第79回教育実際指導研究会(2016年度)発表要項, p.122. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 廣瀬修也
- 論文・教材本文
- 第1学年「国語」学習指導案「ものがたりをよんで,もっとしりたいこと―『あいしているから』―」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)
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