第6学年 理科 学習指導案「海から地球環境を考える」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 理科
- 探究力・活用力
- 社会情動的スキル
- 校種・学年
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- 小学校
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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「生物と環境」は、これまでの理科で学習してきたことを総括し、子ども自身が自然環境について見つめ直すことができる単元と考える。これまでの理科の授業で学んできた観察・実験の技能や知識、他教科で学んできた社会・環境に関する知識、話し合いなど全ての知識を発揮して、自分の考えから生活を振り返ったり、新たな問いをもったりすることができる単元である。
これまでに、「人の体のつくりとはたらき」や「燃焼の仕組み」「電気の利用」の単元で、人の生活によって二酸化炭素が生成されることに触れ、「植物の養分と水の通り道」で二酸化炭素が吸収されることを学習した。しかし、二酸化炭素の排出量や吸収量について詳しく調べていないため、子どもたちは人間の作り出した二酸化炭素は全て森林などの植物が光合成によって吸収し、バランスを保っていると考えているようである。実際には二酸化炭素の吸収は植物よりも海洋が大きな役割を果たしている。 しかし、これまでの学習で子どもたちが海に着目するきっかけが少なく、地球規模で考えることが難しい。 本単元では、地球規模の視点で人間や動植物を見つめ、水や空気・生物を地球全体として捉え、互いに深い関わりがあることに気づかせたいと考える。
学習を通して海に対する見方が変容することを期待すると共に、二酸化炭素の排出について自分の生活や身近な環境を見つめ直し、新しい問いをもって理科を学ぶ学習意欲につなげて行けることを大切にしていく。
出典:第79回教育実際指導研究会(2016年度)発表要項p103
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 三井寿哉
- 論文・教材本文
- 第6学年 理科 学習指導案「海から地球環境を考える」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)
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