第5学年「社会」学習指導案「誰の声を優先して決めるのか―原発再稼働は誰の声をもとに決めるのが望ましいか―」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 社会・地理歴史・公民
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 現代的な課題
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小5
- 校種間連携
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- 概要
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「産業を支える電力について考えよう」(2016年10月実施)で,子ども達は夫来の発電方法は何がより良いのか,「判断の規準」(価値)をもとに考えた。子ども達が抽出した「判断の規準」は,①自然環境や景観への影響,②健康・人体の安全,③再生可能の可否,④広大な土地が必要か,⑤費用の多少,⑥大量発電か,⑦C02排出量,⑧原発地元民の安全などだった。子どもたちの中には,原発の再稼働に際しては福島県飯舘村のように,原発非立地自治体にもかかわらず大被害を受けた人々のことを考慮することも「判断の規準」にする子が出てきた。この問題は,価値・公正の点から看過できないと判断する。火山噴火,大地震のような自然災害と原発の再稼働の問題を複合的に考え,火山噴火への対応策,避難計画の策定も含めて現実的な学習場面を想定し,鹿児島県の川内原発を事例とする。田村哲樹(2015)は,政治教育では「争点や問題ではなく,決め方を扱う」ことが重要とも言っている。そこで,原発立地自治体の声,30km圏の自治体の声,国民全体の声,一体誰の声を優先するべきかを討議することを通して,公正という価値について改めて考えて行きたい。
出典:第79回教育実際指導研究会(2016年度)発表要項, p.99. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 岡田泰孝
- 論文・教材本文
- 第5学年「社会」学習指導案「誰の声を優先して決めるのか―原発再稼働は誰の声をもとに決めるのが望ましいか―」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)
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