第5学年「国語」学習指導案「根拠を明らかにして話し合おう『コウノトリが教えてくれた』」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)

教科・単元、キーワード
  • 国語
  • 探究力・活用力
コンピテンシー育成
校種・学年
  • 小学校
  • 小5
校種間連携
概要

動物との共生というテーマについて,根拠をもって意見を出し合い,相手を説得することを試みる。対話の中から新たな視点を見出し自分の考えを新たにしていくことを目指す。
本時では,立場と発言者があらかじめ決まっている論点の提示と,その後の全員参加の話し合い,それらのふり返りを行う。これは,本単元のねらいである,根拠を明らかにして意見を述べるためには,あらかじめ立場を定め,論理構成や内容などの検討を行うことが有効であり,論点の提示で明らかにされた根拠がその後の自由な話し合いを深めると考えるからである。
論点の提示は,聴き手を説得するために話す。聴き手に向けて話すのは,勝ち負けに固執し対立することを避け,思考力と聴く力を伸ばすことを目的にするためである。聴き手は,話し手の意図をとらえながら聞く。他者の意見と自分の意見を比べて考え,自分の意見を新たにする。
論題は,教科書教材『コウノトリが教えてくれた』を読んだ後,「動物との共生」をテーマに話し合いたいことについて意見を出し合って,クラスで決定した。図書館やインターネットなどでそれぞれが資料を集め,グループで計画を立てて話し合いに臨んだ。
最後には話し合いをふり返り,話し合いにおけることばの使われ方に意識を向ける。

出典:第79回教育実際指導研究会(2016年度)発表要項, p.98.

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属小学校 藤枝真奈

論文・教材本文
第5学年「国語」学習指導案「根拠を明らかにして話し合おう『コウノトリが教えてくれた』」(2016年度 第79回教育実際指導研究会)

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  • 登録日時 2018-12-30 11:57:43
  • 更新日時 2025-06-03 17:53:41
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