第26回中学生向け理数一日体験授業報告 化学コース:酸化と還元 ビタミンCを定量しよう(2024年度 高校研究紀要 第70号)
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今回の体験授業では,電子の授受による酸化還元の定義を紹介した上で,ビタミンC とヨウ素液を用いて酸化還元滴定を行った。酸化還元滴定は,酸化還元反応に基づく定量的な分析手法であり,特に物質量を正確に測定するための方法として広く用いられている。しかし,本実験では物質量を学習していない中学生を対象にしているため,通常滴定実験で行われるようなモル濃度や反応比に基づく計算処理は行わず,簡易的に濃度を算出する方法を取り入れ,実験の操作とその結果を直感的に理解できるようにした。
また,ビタミンC を題材にすることで,生徒たちは身近な物質を使って化学反応を観察し,化学がどのように実生活に応用されているかを実感することができる。化学の基礎的な理解を深めるとともに,実験を通じて学んだ知識を実際に応用する楽しさを感じてもらうことを目指して本授業を計画した。
出典:2024年度 高校研究紀要 第70号, p.112-113.
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属高等学校 山本夏菜子
- 論文・教材本文
- 第26回中学生向け理数一日体験授業報告 化学コース:酸化と還元 ビタミンCを定量しよう(2024年度 高校研究紀要 第70号)
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