体育の授業で培われる資質・能力に関する一考察―生徒の記述からみる省察的思考力と内的統制感について―(2024年度 高校研究紀要 第70号)
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学習指導要領では「生涯にわたる豊かなスポーツライフの実現」が体育の目標とされており,卒業後も運動を継続するために必要な資質・能力を育成できるように,本校でも工夫して授業を行っている。今回は高校3年生を対象に,3年間の体育授業で育成された資質・能力(ICD コンピテンシー)を調査し,生徒がどのように体育の授業を捉えているかをまとめ,その要因と考えられる授業の在り方についてまとめた。生徒から最も多く挙げられたのは[協働性],次いで[省察的思考力][内的統制感]であった。[省的察思力]では,振り返りシートを活用し,自分や仲間の動きを分析して課題を見つけ,改善に努める姿がみられた。[内的統制感]では,技能向上の実感やそのための試行錯誤により,運動そのものに自信を得ている様子がみられた。
〈キーワード〉 学習指導要領 コンピテンシ一 種目選択制 学習の内省
出典:2024年度 高校研究紀要 第70号, p.55-64.
※本研究は、2024年度コンピテンシー育成開発研究所連携研究員の業務の一環として行われた。
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属高等学校 丸山実花・河西静香
- 論文・教材本文
- 体育の授業で培われる資質・能力に関する一考察―生徒の記述からみる省察的思考力と内的統制感について―(2024年度 高校研究紀要 第70号)
- 関連情報
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