課題別部会の研究 お茶⼩の⽬指すこれから部会(2024年度 第87回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 総合的な学習・探究の時間
- 道徳
- 特別活動
- 探究力・活用力
- 社会情動的スキル
- てつがく
- 対話的な学び
- 現代的な課題
- 主体性
- コンピテンシー
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小4
- 小5
- 小6
- 校種間連携
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- 概要
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お茶小の「てつがく創造活動」は、民主的市民の育成を目指す教育理念のもと、低学年の生活から立ち上がる学び、従来の創造活動、てつがく対話を統合して構想された新領域である。子どもの興味・関心を出発点とし、試行錯誤や失敗を含む探究を重視する。プロジェクト型活動とてつがくの往還により、具体と抽象が結びつき、学びが深まる。教室には多様な興味が並存し、互いの探究をひらき合うことで批評空間が生まれ、「興味の複合」が起こる。この横断的で結節的な広がりを「リゾーム型の学び」と呼ぶ。そこでは、意図せぬ形で誰かの役に立つ「利他的な学び」が生まれうる。教師は子どもを学び手として信頼し、興味・関心の意識化を促しつつも先回りせず、伴走する姿勢が求められる。こうした実践の中で、問いは子ども自身が生み出し、価値観が揺れ動きながら深まっていく。
出典:第87回教育実際指導研究会(2024年度)発表要項, p.46-52. (てつがく創造活動,お茶小の目指すこれから部会)
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 岩坂尚史・草野健・比樂憲一・堀井武彦・本田祐吾・和氣拓巳
- 論文・教材本文
- 課題別部会の研究 お茶⼩の⽬指すこれから部会(2024年度 第87回教育実際指導研究会)
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- 更新日時 2025-11-20 11:47:45
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