高校1年「数学科」実践報告 数学探究「相関係数の正体~ベクトルで解釈する相関係数の意味」(2024年度 算数・数学部会 実践報告書)

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校種・学年
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概要

データの分析の授業で相関係数について学ぶ。相関係数の値が-1 から1までの実数しかとらないのはなぜか。相関係数の公式はなぜあのような面倒な式になっているのか。これらは直感的に理解することは難しい。データという数値の塊をベクトルの成分と考えることで、相関係数の正体はcosθの値であることがわかる。θは二つのデータベクトルのなす角である。つまり、相関係数はどれだけ同じ方向を向いているかということをcosの値としてとらえる試みであることが明らかとなる。今回は高校1年生での実践例を報告する。また、数学Cのベクトルの学習の後に応用として取り入れることも可能であるだろう。高校数学がデータの分析手法の根拠となっていることを学び、生徒はより数学の有用性を実感できるだろう。


出典:三橋一行(2025)「高校1年生:数学探究 相関係数の正体~ベクトルで解釈する相関係数の意味」 お茶の水女子大学附属学校園連携研究「算数・数学部会」『2024年度実践報告書:小中高の視点から算数・数学の授業をつくる~統計的問題解決力の育成に向けて~』, p.25-29.

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属高等学校 三橋一行

論文・教材本文
高校1年「数学科」実践報告 数学探究「相関係数の正体~ベクトルで解釈する相関係数の意味」(2024年度 算数・数学部会 実践報告書)
関連情報
2024年度 実践報告書_目次 テーマ: 小中高の視点から算数・数学の授業をつくる ~統計的問題解決力の育成に向けて~.pdf お茶の水女子大学附属学校園 連携研究 算数・数学部会 Webサイト

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  • 登録日時 2025-07-04 18:04:20
  • 更新日時 2025-10-22 19:08:15
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