小学校4年「算数」実践報告 折れ線グラフ「地球は温暖化している?」(2024年度 算数・数学部会 実践報告書)
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内容
小学校4年生「折れ線グラフ~地球は温暖化している?~」
学習のねらい
「地球は温暖化している?」という問いに対して、温暖化していることを示すために必要なデータを考え、それをもとに説得力のある説明を考えることができる。
教材について
2023 年7月27日、国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、世界平均気温が観測史上最高記録を大幅に更新したことについて、「地球沸騰化」という表現を用いてこの状況に警鐘を鳴らした。本実践は2024年5月末に実施したものであるが、この年も、5月の時点で東京は最高気温29℃を観測しており、子どもたちはその暑さを実感している。このような状況において、本実践では、「地球温暖化」に着目し、「地球温暖化」について、自分たちが生活している東京の気温データをもとに考えていく。
具体的には、地球が温暖化していると思う理由について、経験などをもとに自由に語り、聴き合った後、「どのようなデータがあれば、温暖化していることが示せますか。」という問いに対して、必要なデータを考え、東京都の140年間(1884年~2023年)の気温のデータをもとに、説得力のある説明を考える活動に取り組む。
育てたい力(資質・能力)
目的に応じて必要なデータを考え、そのデータに対して様々な視点から考察する力。そして、データにもとづき、説得力のある説明を考えることができる力。
出典:久下谷明(2025)「小学校4年生:折れ線グラフ 地球は温暖化している?」 お茶の水女子大学附属学校園連携研究「算数・数学部会」『2024年度実践報告書:小中高の視点から算数・数学の授業をつくる~統計的問題解決力の育成に向けて~』, p.3-6. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 久下谷明
- 論文・教材本文
- 小学校4年「算数」実践報告 折れ線グラフ「地球は温暖化している?」(2024年度 算数・数学部会 実践報告書)
- 関連情報
- 2024年度 実践報告書_目次 テーマ: 小中高の視点から算数・数学の授業をつくる ~統計的問題解決力の育成に向けて~ お茶の水女子大学附属学校園 連携研究 算数・数学部会 Webサイト
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