生徒参画による制服選択制の導入 ―多様性を尊重した制服のあり方の検討―(2023年度 中学校研究紀要 第52集)
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本稿の目的は、お茶の水女子大学附属中学校における制服検討の過程と、選択制を導入するに至った経緯を検討の中心母体であった生徒指導・保健安全部主任を2022年、2023年度に務め、また、同時期に生徒会役員会顧問を務めた筆者が報告するものである。
ジェンダーレス制服を導入している他校の先行事例は多くあるものの、本校の場合は決して容易ではない。本校の女子の制服はセーラー服タイプであり、スラックスを導入している学校の大部分がブレザータイプ、あるいはスラックス導入を機にブレザータイプに切り替える学校がほとんどであった。セーラー服の上衣にスラックスを組み合わせる制服は全国的に見てもあまり事例が無く、また、人によって
そのスタイルの受容の仕方にはかなり幅があることが予想された。さらに、セーラー服を廃止して、男女ともブレザーに切り替える選択肢も検討しづらい事情が本校にはある。それは、女子の制服にはベルトを付けることが本校創立以来の服装規定として決まっており、ブレザーへの移行はその伝統を捨てることになり、生徒、保護者、教職員、卒業生を巻き込み、議論が紛糾する事態になることが想像された。
生徒指導・保健安全部内でも様々な意見があり、早期の実現は難しい状況であった。困難が予想されたが、検討の中で常に立ち戻ったのは実際に着用する生徒主体に考える、という点であった。本稿では、実現に向けた経過について、教職員、生徒の動きを中心に述べる。
キーワード:制服の検討 制服選択制 生徒参画 多様性の尊重
出典:2023年度 中学校研究紀要 第52集, p.60-83.
- コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属中学校 寺本誠
- 論文・教材本文
- 生徒参画による制服選択制の導入 ―多様性を尊重した制服のあり方の検討―(2023年度 中学校研究紀要 第52集)
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