RSA暗号の暗号化と復号を体験する教材の開発(2021年度 高校研究紀要 第67号)
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暗号は現在のインターネット通信において,安全にデータをやり取りするために用いられる重要な技術である。この技術は,数学における困難さの理論(例えば,2つの素数からなる大きな合成数を素因数分解する困難さ)を背景として実現される技術であり,暗号は数学や情報を学ぶ上で理想的な教材であるといえる。高校の情報の教科書においては,暗号の理論的側面の説明が十分にカバーされていないため,この技術を学ぶための教材を開発することには,意義があるといえる。
本論考では,ExcelでRSA暗号の暗号化と復号を実装した方法について述べる。これは,お茶の水女子大学の理系女性教育開発共同機構(2022年4月から理系女性育成啓発研究所に改組予定)の支援を受け,2020年4月から2022年3月にかけて,「暗号技術を学ぶアプリケーションの開発」と「暗号解読に挑戦する体験型教材の開発」でアプリケーションとしても実装している。
出典:2021年度 高校研究紀要 第67号, p.101-106. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属高等学校 山口健二
- 論文・教材本文
- RSA暗号の暗号化と復号を体験する教材の開発(2021年度 高校研究紀要 第67号)
- 関連情報
- 暗号解読に挑戦する体験型教材の開発(お茶の水女子大学 理系女性育成啓発研究所) お茶の水女子大学 理系女性育成啓発研究所HP
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