3 年「“今の自分”または“なりたい自分”をテーマに、空想画に挑戦!」

教科・単元、キーワード
  • 芸術・美術・音楽・図画工作
校種・学年
  • 中学校
  • 中3
校種間連携
概要

 本題材は、教材「私との対話」「空想の世界への誘い」を中心に扱い、3年生の遠隔授業で実践した。中学校3年間で生徒たちが成長する姿には目覚ましいものがある。特に、中学卒業後の進路選択を考え始める中学校生活後半には、身体的にも精神的にも共に成長が見られる。客観的に自己を見つめることができるようになってくるこの時期に、それぞれの生徒たちが自分自身に向き合った作品に挑戦することには大きな意味があると考える。思春期真っただ中の中学生にとって、逃げようがない現実の自分という存在を感じ取り、見えてくる自分像を認知することは、時として否定的な見方が強くなることもある。しかし、美術科が担う表現の活動において、生徒たちが安易に肯定的な見方で自分を取り繕うのではなく、じっくりと自分自身に向き合い、自分の良さや可能性を見出していける表現の活動として扱いたいと考えて題材設定した。自分に向き合う題材は、鏡を用いて自画像を描くことが連想されがちだが、本題材では、作品に自分像を様々なかたちで投影させ、“今の自分”または“なりたい自分”をテーマに、空想画に挑戦させることとした。このような題材設定をすることで、今の自分に真正面から向き合って今の自分を模索するか、または、自分の可能性を見据えて将来の姿を組み入れるなどもできる。いずれの選択肢も、中学校3年生である今の自分に向き合う題材として設定している。

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 桐山瞭子

論文・教材本文
「“今の自分”または“なりたい自分”をテーマに、空想画に挑戦!」

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  • 登録日時 2020-10-28 18:38:08
  • 更新日時 2022-11-10 10:47:20
  • ページビュー数 3332回