第1学年「図画工作」学習指導案「つないでモフモフ あっ,みえた!(造形遊び)」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 芸術・美術・音楽・図画工作
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小1
- 小2
- 小3
- 校種間連携
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- 幼稚園
- 小学校
- 概要
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(1)1年生のアートメタ認知は,浸る,没頭の中にある
本題材は,図1(サムネイル)の梱包材を使った造形遊びである。“モフモフ”は授業者が命名した呼称である。1年生の子ども達に育みたいアートメタ認知は,材料との対話をきっかけとして活動に浸る,没頭するという姿の中にあると考えている。そこで“モフモフ”の軽くてふかふかした材質の手触り,肌ざわりは,1年生が対話する材料として可愛らしく,清潔感もあり相応しいと考えて,呼称を創作した。
(2)1年生の造形遊び
1年生の造形遊びは,まず,材料を並べたり,つないだり,積んだりするなどしながら,何かのイメージをもち活動することもあれば,活動するうちに具体的なものをつくり始めることもある。本題材では,材料の形状から,接着剤を使用せずに積むには限界があるため,題材名は,「並べる」と「つなぐ」を集約して「つないでモフモフ」とした。しかし,経験則から,一度具体的なものをつくり始めると,身近な主題で操作が容易な活動に着想を求め,発想が委縮する懸念がある。そこで,手元のモフモフを全て使うという条件設定を加えることにした。
(3)図画工作の学びの探究は物語を抱き,広げること
材料ををつなぐ活動で,まず想定されることは,身近な具体物を再現することである。例えば,モフモフを10 個程度つなぐことで“へび”は再現できる。しかし,そのヘビは,いつ,どこで,何をしている姿か,あるいは,さらに発想を広げ,イメージを掴んで表現しようとしているかは,図画工作の学びを深め,探究する上でおさえたいことである。造形遊びは,材料との対話の過程で思いついたことを基に活動することが基本である。具体的なものを再現して活動が閉じるのではなく,新たな意味や価値を創造すること目指したい。「あっ,見えた!」という題材名は,その願いを託している。
出典:第82回教育実際指導研究会(2019年度)発表要項, p.121. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 堀井武彦
- 論文・教材本文
- 第1学年「図画工作」学習指導案「つないでモフモフ あっ,みえた!(造形遊び)」(2019年度 第82回教育実際指導研究会)
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