複数のICTを活用した関数領域における数学的モデリング(2016年度 東京理科大学数学教育研究会「数学教育」)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 総合的な学習・探究の時間
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- コミュニケーションデザイン
- SDGs(持続可能な開発目標)
- ICT(情報通信技術)
- 対話的な学び
- 現代的な課題
- 評価
- 課題研究
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 中学校
- 中3
- 校種間連携
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- 概要
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本研究では,「リレーのバトンパス」教材を取り上げ,中学校関数領域における新たな数学(二次方程式の重解条件)を生み出す数学的モデリングの授業について,藤原(2015)で示した単元指導計画を基に複数のICTの活用を前提として構想し,実践した.その結果,特に場面を数学的モデルで表すための試行の繰り返し,及び多様な数学的モデルや多様な思考プロセスの瞬時の共有化が容易に行われ,生徒の思考を促したり深めたりできることが事例的に示された.その一方で,多くのICTを複合的に用いる際に生じる操作の煩雑さが課題である.このことは,授業中の生徒一人一人へのきめ細やかな指導と評価において障壁となり得る.この点の克服が,ICT開発者と授業者に求められる.
出典:藤原大樹(2016)「複数のICTを活用した関数領域における数学的モデリング」東京理科大学数学教育研究会「数学教育」, 58(1), p.115-120. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属中学校 藤原大樹
- 論文・教材本文
- 複数のICTを活用した関数領域における数学的モデリング(2016年度 東京理科大学数学教育研究会「数学教育」)
- 関連情報
- 藤原大樹(2015)「生徒が新たな数学を生み出す数学的モデリングの指導―中学校数学科の関数領域に着目して―」日本科学教育学会年会論文集, 39, p.101-104.
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