領域を横断する数学的モデリングの授業~「5円玉と満月」を教材に~(2017年度 第72回関東甲信静数学教育研究(群馬)大会)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 中学校
- 小6
- 中1
- 校種間連携
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- 概要
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「5円玉を目から何cm離すと、5円玉の穴に満月はピッタリになるのか?」
対象を理想化することで別の図形に置き換えることで一次方程式を立てて問題を解決していく数学的モデリングの教材「5円玉と満月」の授業を、課題学習として取り上げた実践である。
(以下、論文の概要)
汎用的な能力の育成を目指し,領域を横断する数学的モデリングの授業として教材「5円玉と満月」を用いて実践した生徒の活動を分析した結果,授業で生徒は,各領域に関わる8つの思考・判断・表現を結び付けて問題を解決することができた.また,事象の幾何学化に関して2つの指導への示唆を得た.① 実際の場面を 横から見た経験が,対象を図形で表す上で役立つ可能性がある.② 実際の場面の縮図をかく活動を推奨することは,はじめの図形を類似の別の図形で表すことの正当化を大いに助ける.
出典:2017年度 第72回関東甲信静数学教育研究(群馬)大会 配布資料 - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属中学校 藤原大樹
- 論文・教材本文
- 【当日配布資料】 領域を横断する数学的モデリングの授業~「5円玉と満月」を教材に~(2017年度 第72回関東甲信静数学教育研究(群馬)大会)
- 関連情報
- 藤原大樹(2012)「数学的モデリングの初期指導における言語活動」日本数学教育学会誌, 94(7), p.35-38. 藤原大樹(2012)「中学生による数学的モデリングを目指した近似の考えの継続的指導の必要性」日本科学教育学会年会論文集, 36, p.113-116. 藤原大樹(2016)「数学的モデリングにおける近似の考えに否定的な生徒の長期的な意識変容」日本科学教育学会年会論文集, 40, p.331-332.
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