高等学校での教科を横断する「探究」に向けた中学校数学科における統計指導(2019年度 中学校研究紀要 第48集)

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概要

高等学校において生徒が教科を横断した自律的な探究の過程を実現することができるように,中学校数学科「D データの活用」領域における指導の手立てについて提案することを本研究の目的とする。統計的探究の過程(例えば PPDAC サイクル)に着目し,「小指ギャップ」,「メルボルン留学」などの事例を基に,カリキュラム・マネジメント,授業で扱うデータ,統計的探究における方法知,の 3 つの観点から検討した。その結果,以下の手立てを見いだすことができた。
(1) 総合的な学習の時間と連携する。
(2) 社会性,科学性,国際性のあるデータを授業で扱う。
(3) 統計的探究の過程を振り返って方法知を自覚化させる。
今後の課題としては,今後の課題としては,要因分析などといった統計的観点,観点多様な価値観や合意形成といった道徳的観点で検討をさらに加えていくことなどが挙げられる。
キーワード : 統計,PPDAC サイクル,中学校数学科,総合的な学習の時間,総合的な探究の時間

出典:2019年度 中学校研究紀要 第48集, p.17-27.

コンテンツ担当者・著者

お茶の水女子大学附属中学校 藤原大樹

論文・教材本文
高等学校での教科を横断する「探究」に向けた中学校数学科における統計指導(2019年度 中学校研究紀要 第48集)
関連情報
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  • 登録日時 2019-07-22 11:30:40
  • 更新日時 2024-12-14 21:01:45
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