第55回全附連高等学校部会教育研究大会報告「数学の活用に関する一考察―ゲーム理論の授業から―」(2013年度 高校研究紀要 第59号)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 総合的な学習・探究の時間
- 探究力・活用力
- SSH(スーパーサイエンスハイスクール)
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 高校
- 高1
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- 校種間連携
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- 高等学校
- 概要
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これまで、1年生の総合の時間に数学活用を目指したゲーム理論の授業を行ってきた。この授業を行うきっかけは、次のような授業に対する期待によるものである。
①数学は現実に役立つこと(数学の有用性)を学ばせたい。
②数学を用いることの良さや数学的発想が味わえる学習をさせたい。
③出来るだけ多くの数学の学習内容と関連させたい。
④身近な問題が扱え、具体的であるものを用いたい。
ゲーム理論自体は身近なものを扱うことができ、しかも興味深い話題が多い。自分だけの利益の最大化を目指すのではなく相手の行動も考慮に入れている点で他の数学の考え方と発想を異にしている。そこで使われている数学はかなり専門的で厳密には相当の数学力を要するが、ゲームの参加人数や戦略を絞って扱うことによって中学や高校1年生程度の数学で充分理解できる。一次関数、期待値や行列など比較的広い範囲の数学を用いている。こういった点でゲーム理論を題材にすると数学活用の授業としては、面白いものになっているのではないかと考えている。
ここまでの内容は、日数教の全国大会で発表し、本校の公開教育研究会では数学Ⅱの内容と関連させて、実際の授業例をご覧いただいたこともあるものである。
今回は、この授業の中で、囚人のジレンマを取り扱った場合の生徒の解答例をもとに数学の活用について考察を深めていきたいと考えている。
出典:2013年度 高校研究紀要 第59号, p.114-121. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属高等学校 三橋一行
- 論文・教材本文
- 第55回全附連高等学校部会教育研究大会報告「数学の活用に関する一考察―ゲーム理論の授業から―」(2013年度 高校研究紀要 第59号)
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