第1学年「算数」学習指導案「せいりしてかんがえよう ~新1年生を迎えよう~」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
- 教科・単元、キーワード
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- 算数・数学
- 探究力・活用力
- 対話的な学び
- 主体性
- コンピテンシー育成
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- 校種・学年
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- 小学校
- 小1
- 校種間連携
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- 概要
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(1)日常事象から課題を設定し,目的をもって調べるデータの活用の授業
1年生の子ども達は,春に入学してくる新1年生を迎える準備を行っている。新1年生を迎える準備の1つ目として,教室前に球根を植え,きれいな花で新1年生を迎えようと考えた。球根は,チューリップ,ラナンキュラス,ヒヤシンスの3種類で,それぞれ赤,黄色,白,ピンク,紫の5種類の色から好きな球根を子ども達は選んで植えることとした。単元の最初に,花の種類と色別に子ども達が描いた球根の絵を整理することで,どんな花が咲くのかを調べる活動を行う。整理する観点によって並べ方を変えると,同じデータでも絵グラフが変わり,よくわかることも変わることを感じさせたい。
2つ目は,栄養教諭から「新1年生が給食を大好きになるおすすめメニューを教えてほしい」というお願いを受けた。そこで,まず現1年生に新1年生へのおすすめメニューを1つアンケートに書いてもらった。その結果から,上位6種類のメニューを提示し,決選投票を行うこととした。決選投票の方法は,6種類のメニューから,1番おすすめのメニューと,2番目におすすめのメニューをそれぞれ1つずつ書き,その中の上位を栄養教諭に伝える。本時では,この決戦投票のデータを扱い,結果をわかりやすく表現したり,考察したりすることをねらいとした。最後に,結果を栄養教諭に伝える活動を行う。アンケートのデータを分析し,栄養教諭に伝えるというゴールを設定することで,子どもたちがデータを取る目的意識を明確化させることができると考える。
(2)重みづけが異なるデータを提示し,多面的・批判的に考察する見方・考え方の芽を育む
統計的な問題解決では,データの処理の仕方によって結論が異なってくる場合があり,異なる観点や立場などからデータの処理の仕方を多面的に見直してみたり,その処理の仕方に誤りや矛盾がないかどうかを批判的に考察したりすることが重要である。本時では,授業の最後に重みづけが異なるデータ(1番おすすめの給食と2番目におすすめの給食)を扱う。どう処理するべきか,子ども達自身が考える様子を見ながら,多面的・批判的に考察する見方・考え方の芽を育みたい。
出典:第80回教育実際指導研究会(2017年度)発表要項, p.88. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属小学校 岡田紘子
- 論文・教材本文
- 第1学年「算数」学習指導案「せいりしてかんがえよう ~新1年生を迎えよう~」(2017年度 第80回教育実際指導研究会)
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