現象の中の数学:偏光―数学も物理もコラボLIVEで盛り上がる―(2014年度 高校研究紀要 第60号)
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- 概要
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2014年度公開教育研究会における公開授業(2年必修)の実践報告。偏光現象を題材にして「現象の中の数学」という観点で数学と物理のコラボ授業を試みた。ベクトルを用いた偏光現象の理解から始めて、水面で反射した光の偏光状態を観察する生徒実験(ブルースター角の測定)と、その結果についての幾何的な分析および水の屈折率の算出を行った。さらに、円偏光につながる発展的な話題としてリサージュ図形を取り上げ、“手を動かして”実際に図形を描き出す参加型演示実験を行った。やや高度な内容も含んでいたのだが、かえってそれが生徒の知的探究心を促す効果をもたらした。
受講した生徒達の反応は全般的にきわめて良好であった。教員側がコラボを楽しんでいたのが奏功したのだろう。生徒達が、数学や物理を学ぶ楽しさに気付いてくれたのだと信じたい。なお、授業で用いたテキスト(ワークシートを含む)や、授業準備段階での裏話等も掲載した。
出典:2014年度 高校研究紀要 第60号, p.61-86. - コンテンツ担当者・著者
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お茶の水女子大学附属高等学校 村井利行・十九浦美里
- 論文・教材本文
- 現象の中の数学:偏光―数学も物理もコラボLIVEで盛り上がる―(2014年度 高校研究紀要 第60号)
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